PCの掃除とグリス交換
最近、自作PCの知識を身に着けようとPC Building Smulator2 というゲームを始めたら、見事にハマってしまいました
このゲームは、実際にあるパーツを組み合わせて好きなPCを組むことができます
パーツを組み合わせるだけでなく、パーツを分解して水冷に組み替えたり、グリスを塗ったり、完成後はベンチマークを動かしたりと、かなり現実に沿った作業を行えます
修理の依頼をこなしたり、組んだPCを販売したりとゲーム性も高く、長々と遊んでいられます
BGMはおしゃれな洋楽がずっと流れていて、プレイ中の気分も良いです
面白いだけでなく勉強になるオススメのゲームです
パーツ購入
シミュレータで100個くらい組み立てたところで、実際にPCを組んでみたいという欲求が強まり、勢いでパーツを購入
あとM.2 SSDが届けば作業を開始できます
PCの掃除
自作PCの練習も兼ねて、今使っているPCの掃除とグリス交換を行いました
CPUクーラーの取り外しは、ファンを取り外す → ファンのコネクタを抜く → ピンを緩めヒートシンクを抜く、といった手順
シミュレータをやる前はファンを外すのすら怖かったんですけど、今なら怖いもの無し
CPUクーラーを外すと、グリスが乾いてカチカチになっていました
PC内もホコリまみれですね
(ちなみにシミュレーターではエアダスターでホコリ掃除も出来ます)
取り外したCPUクーラーファン
これは毎年掃除機で掃除しているのですが、1年でこんなになります。
ダスター刷毛があるとキレイに掃除できます
Youtubeの掃除動画をみてたらこの刷毛を使ってる人がいたので即買いしました
ヒートシンクにもややホコリが溜まっています
排気ファンを取り外しました
ホコリまみれです
取り外すのを躊躇してたのですが、外してみるとネジで止めてるだけの簡単な構造でした
掃除後はこんなにキレイに
CPUグリス交換
次はいよいよグリス交換
CPUはとても発熱するため、大きなヒートシンクを取り付けて冷やすという構造になっています
金属同士が触れ合う部分にはどうしても隙間が出来てしまうため、その隙間を埋めるためにグリスを塗ります
機械だと潤滑の為に塗られるグリスですが、CPUグリスは熱交換性能向上の為にあります
金属同士が一番熱を伝え合うので、あくまで隙間を埋めるため、薄く塗らなければいけません
まずは古いグリスの拭き取り
今回用にグリスクリーナーを購入しました
カピカピになったグリスをアルコールで拭き取る
固まったペンキを落とすような感覚でした
CPU側も拭き取り
ピカピカになりました
今回買ったグリス
BTOに頼むと何故か2000円くらい取られるグリスです
コツは中央に豆粒くらいの大きさを置くこと
X字に塗ると良いとか聞きますけど、結局怖くなって付属のヘラで塗り拡げました
Youtubeの動画を見てもヘラで拡げてる人が多かったです(これは厚塗りだったかも)
CPUクーラーを取り付けて、完了
うん、綺麗になりました
このCPUクーラー取り付けが鬼門でした
ピンが上手く刺さらなくて1時間くらい四苦八苦
ピンを押し込むと先端が広がって抜けなくなるという構造なので、ピンを引き上げながら、クーラーを押し付けるという取り付け方をしなければいけませんでした
ベンチマーク
変化があるか分からないけどベンチマークを行いました
OCCTと呼ばれる、CPUやGPUをフル稼働させて発熱や性能を調べるためのソフトです(シミュレータにもあるよ!)
掃除前
3分間動かした結果、ピークで61℃~64℃
掃除&グリス交換後
57℃~62℃、ピーク温度が下がってるように見えなくも・・・無い
掃除前の外気が15℃、掃除後の外気が14℃という違いもあるので、なんとも言えないです。
異常が無ければ良しとします
性能テスト
掃除前
マルチスレッド477.05
掃除&グリス交換後
マルチスレッド482.22
気持ち、上がってる気がする(気がする)
おわりに
今回は、PC自作の練習として、PC内部の掃除とグリス交換を行いました
以前は、壊れたらどうしようとか、元に戻せなかったらどうしようとか、なかなか怖くて手を出せませんでしたが、シミュレータで練習することで、自信を持って分解することが出来ました
PCの性能的な変化は見られませんでしたが、PCの寿命を伸ばすことに繋がったのではないかと思います。(ほこりはPCファンの負荷増大や異音、故障率の上昇につながり、グリス劣化はCPUの冷却性能に関わってきます。CPUが冷えないとファンはどんどん回り、電気代もかかります)
何より、綺麗なったPCを見るのは気持ちが良いです
次回は、いよいよ自作PCに挑戦します
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