オシロスコープ組み立てキットDSO138
前回SSRの組み立てをしていたら、無性にはんだ付けをしたくなったので
押し入れに3年くらい眠ってたオシロスコープ組み立てキットを引っ張りだしてきました
DSO138、フルカラーのモニター、秋月で3000円くらいで買った記憶
現在はAmazonで買えますね
基盤と、ごちゃまぜになった大量のパーツ(はんだ付けし放題!)
説明書にはパーツの取り付け位置が詳細に書かれています
まずは抵抗をカラーコードで選別・・・
目が悪くなったせいか、赤と茶色の区別ができないorz
(抵抗が小さすぎるのもあるんだけど)
こんな感じで番号順に仕分けました
カラーコードの見方は
黒 ➔ 茶 ➔ 赤 ➔ 橙 ➔ 黄色
0 ➔ 1➔ 2 ➔ 3 ➔ 4
1倍 ➔ 10倍➔ 100倍 ➔ 1000倍 ➔ 10000倍
120Ωは(茶・赤・黒・黒)ですね(1・2・0・1倍)
でもこれってひっくり返したら逆順にも読めるけど、どうやって判別するんだろう
今回は終端の精度部分が必ず茶色だったので難しくなかったです(個数も決まってるし)
抵抗を取り付け、黙々とはんだ付け
基盤とリードを同時に温めて、そこにちょんとハンダを当てると、染み込むように穴が埋まります。(これがたまらない)
材料に温度差があるとくっつかないのはアーク溶接とかでも同じですね。
基盤とリードをしっかり温める必要があります
抵抗を付け終わりました
この時点で2時間経過
ダブルチェック、トリプルチェックのせいか、だいぶ時間が掛かりました
続いてはセラミックキャパシター
ノイズとかを除去するための部品ですね
これも、頭部分に数値が書いてあるので説明書通りに仕分けます
1種類だけ”104″と説明書にない数値が書いてあって少し悩みましたが、個数が大量にあったので0.1μFだと分かりました
セラミックキャパシタ、トランジスタ、タクトスイッチと取り付けていきます
小さな工場が出来上がってまいりました
ダイオード、コンデンサ、LEDのように取り付ける向きが大事なパーツもあります
説明書には、足が長いのが+極だから、四角い方の穴に通してねと丁寧に書いてあります
基盤にも+と印字されているので分かりやすいです
また、大きいコネクタ類は長時間温めないとくっつきません(熱が分散されるため)
くっつけた後は中々冷えないので、やけどに注意
そしてはんだ付け完了!
4時間・・・至福の時でした(昼夜逆転直さないといけないのに午前2時)
キャパシタトリマーとかパワーコンデンサとか、普段あまり見ないパーツを見れたのが良かったです
モニターを取り付ける前に、J2,JP3,JP4のショートを忘れないようにしないといけませんね
あとオスのヘッダピンも4・3・2・2に分割しないと足りなくなります(最初に5・3で割ってしまったorz)
モニターを取り付け、DC9Vにつなぐと・・・
無事、起動!
使用方法としては、左側のスライドスイッチで1目盛りあたりの電圧の大きさを調整して、付属の電極で対象に触れて電圧の波形を測定するといった感じ
右側のタクトスイッチでシステムの調整もできます。(波形ロック・横軸の時間スケール・電圧のオフセット校正など)
説明書には電極を握って、波形をみてみようと書かれています。
電気人間じゃあるまいし、電気なんか・・・
流れてた
波形を見ると、体に10V・60Hzの交流電圧が常に掛かっています。
ネットで調べてみると、家庭用の交流電源の電場が空気を伝って人間に伝わっているらしいです(アタマニアルミホイルマカナキャ)
電圧がかかっても電流が流れなければ問題ないのかな?体表面だけかもしれないし
少し衝撃的な事実を知ってしまった
電極を握ったまま、布団から畳に降りると20Vまで上昇
反対側の手で負極を握ると3V程度に落ちました(ヨクワカラナイケドオモシロイ!)
これは色々と遊べそうですね
はんだ付け三昧、余は満足じゃ
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