退職代行

2月17日、覚悟を決め会社に退職届を持っていきました。

その理由としては

  • 父の介護が限界に来ていたこと
  • 挑戦しないまま年老いていくことへの焦り
  • 5年は生活できる貯金がたまったこと
  • 日本経済の先行き不安
  • 36歳という人生の節目が来たこと
  • ビジネス系YouTuberの動画ばかり見ていたこと

と色んな要素が重なって
これはもう天の導きだと、退職を決心しました。

とは言え、小心者の自分に言い出せるわけもなく。
(言いくるめられるのは分かっていたので)

退職代行サービスというのを利用しました。

退職代行サービス

退職代行サービスというのは、自分の代わりに業者が退職の意思を伝えてくれて、手続きもしてくれるというものです。

業者とも電話でやり取りする必要はなく、メールで対応してくれます。

手順としては

  1. 退職日を決める
  2. 業者が用意した書類を印刷して退職日着で郵送する
  3. 業者が電話をして退職の意思とその後の対応を伝えてくれる

と言ったものです。

書類には、退職後に必要な書類や、送付先住所、健康保険
有給消化、引き継ぎ事項など
テンプレに書かれている内容を記述します。

で、退職代行を利用したものの
こういう辞め方ってあんまりかなと思ったので

退職届は直接、会社に持っていくことにしました。
(郵送日が調整しずらかったのもありますけど)

多分、退職代行はブラック企業とかを辞めるために使うサービスなんでしょうね。

いざ本社へ

朝の10時、覚悟を決めろと何度も念じて

封筒を持って本社に行きました。

人事課長へ持っていくつもりが、出くわしたのがまさかの経理課長(いとこ)

奥の部屋へ連れて行かれ、何度も説得され
一旦考え直してこいと言われ、一旦帰ることに(おい)

でも、考えを変える気は無かったので
(どちらかというと相手側の気持ちを整理する時間)

しばらく待ってから、もう一度会社へ向かいました。

もう今さら引けないです、と一言伝え

退職の手続きをしてもらう事にしました。

介護休業

直属の上司が呼び出されたりと、てんやわんやあって

顛末は介護休業制度を使うということになりました。

介護休業制度というのは、要介護2以上の親族一人あたりに、1度だけ93日間の休みをとることができて
その間、会社は給料を支払わなくて良い代わりに、休業者には国から給料の67%の補助金が降りるというものです。
(過去6ヶ月分の給与が月額の基準)

父が入所施設から帰ってくる4ヶ月の間、有給休暇と介護休業を取るという形にしました。

結局、言いくるめられた感はあるけど
120日という大きな休暇を貰うことが出来ました

父の介護をしながら、自分の人生と向き合う期間にしたいと思います。

代行サービスも、”電話をしなかったから返金します”
ということで5万円返金してくれました。
何度もメール対応してもらったのに申し訳なかったです。

1歩

ビジネス系Youtuberも不満は口にするな、行動しろ、行動しろと口を揃えて言います
(鹿実の校訓もそんな感じだった)

まさにその通りで、1歩を踏み出したからこそ、大きく未来が変わったと感じています。

書類をポストに投函して、逃げるように辞めていたら、介護休業という選択も選べなかったと思います。

覚悟を決めれば、何もかもが導きのように感じられます。

この火が消えないうちに、行動あるのみですね。

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