介護でIOT-直線型の人感センサーフレーム作成
現在、父の介護にIOTが使えないかと考えています。
アイデアとして、父がトイレに立とうとしたときに赤外線センサーが反応して、通知してくれるようなシステムを考えました。
制作する上でのポイントは
- ベッドの上で寝返りをうったときに赤外線センサーが反応しないようにする
- 確実に気付くような通知方法、父を驚かせないようにする(大きな音×)
などが考えられます。
今回はセンサー周りの制作をしました。
人感センサー
市販の人感センサーは広い角度に反応するので、部屋の高い位置に取り付けると、部屋の中の人が少し動いただけで反応してしまいます。
それを防ぐため、人感センサーの先に筒状のものを取り付けて、まっすぐにしか反応しないようにしたらどうかと考えました。
3Dプリンターで筒の付いたフレームを作ると良さそうですね。
Fusion360の無料ライセンスを更新し、押入れの中で眠っている3Dプリンターを引っ張り出しました。
Fusion360での設計
以前作った人感センサーのフレームと雲台を再利用します
うろ覚えの記憶を引っ張りだしながら、フレーム前面に筒を追加します。
スケッチで面を書き、押出でブロックを作る、少し小さい面を書き、押出で引き算して空洞を作る
といった感じ。
Fusion360は直感的に扱える素晴らしい3DCADソフトです。
出来上がったものを、STL形式で出力
Ultimaker Curaというソフトでスライスし、3Dプリンターから読み込める.gcodeという形式に変換します。
出来上がった.gcodeファイルを3Dプリンター付属のSDカードに保存して
いざ印刷。
印刷シーンは撮影してませんでしたが、出来上がりはこんな感じになりました。
正面から見るとこんな感じ
もうちょっと長くても良かったかな(筒の長さ3cm)
ブレッドボードで試運転
LEDが反応してますね
色々な位置から手をかざしてみたところ
120度くらいあった検知角度が60度くらいになったという感じ
これでは直線型とは言えませんね
筒はまだ長くする必要がありそうです
色々試したみたところ、伸びた筒にA4用紙を巻きつけるだけで長さを調整可能なことが分かりました。
ひとまず人感センサーフレームは完成ってことで良いですね。
次は通知方法を考えないといけないですね
パトランプ、LINE通知、メール、音声合成モジュール、振動
うーん・・・スマートウォッチを振動させる方法とか無いかな・・・
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