EOF
90年代の懐かしいゲームをした
最近は新しいゲームをしても、もういっぱいいっぱいといった感じで面白さより先にストレスが来てしまう
このゲームは楽しめた
画質や操作性は悪いものの、物語はしっかりと作られていて、システムも面白い
クリアしたときの感動的なエンディングには喪失感を感じた
虚無感・寂しさ、こんな感情は何年ぶりだろうか
システムが面白いからやり込もうかと考えていたが、エンディングを見たあとだとどうも手につかない
もう終わった世界、作り物の世界。結果は見えている。
目を閉じて寝っ転がり、余韻に浸る
寂しいという感情をずっと避けていた
考えなければ感じないのは分かっていたから
子供の頃によく遊んだ同級生が亡くなったときも、母が亡くなったときも
命は有限なんだと自分に言い聞かせて乗り越えてきた
嘆くことも、振り返ることもせずにやり過ごした
そうすることで、寂しい思いをせずに済むから
頭の中は、やりかけの記憶でいっぱい
ただ日常を過ごしているだけで、だんだんと心が重くなる
心は常に焦り、遂には希死念慮にとらわれる
毎日のように二人が夢に出てくる
寂しさは、他者を求める心を生み出す
振り返ることで、今と過去がつながる
投げ出すのではなく、終わらせることの大切さ
次に進むために、終わったものには、ちゃんとEOFを打たなければいけないのだ
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