AIを作ろうpart9 – 悩みの答え

ここ最近、ずっと悩んで手が止まっていたAI開発。

2つの表現方法の問題。

りんごに対して赤いを結びつける方法と、りんごは赤いという単語を作ってりんご(補)+赤い(主)とする方法。

知識には、関連と構造の2種類があって、それはINPUT・OUTPUTとしても表現できる。

人間は右脳と左脳で同じものの見方を分けているのじゃないかと考えていました。

その考えを元に、データを構造(主部・補部)・関連の3つで入力していたのですが、データ入力のルールという大きな壁が立ちはだかりました。

りんごにとって果物とは主部じゃないのか?

組み合わせ言葉以外は構造を持たないのでは?

単語は主を持たないなら、関連と構造で分ける必要はないのでは?

関連にも主や副が無いだろうか。

組み合わせ言葉には関連がほとんど無く、単語には構造が無い。

関連と構造の役割が鏡写しのように被ってる。

入力するたびに、やっぱりこうではない、ああでもないと、何度も分類しなおすうちに、手を出せなくなっていました。

悩みの答え

前回の記事で書いた、”りんごは赤い”の主部はりんごではなく赤い。

そこから面白い閃きがありました。

副→主 と記述したものと、関連が同じものである。

DrawIOってサイトで書きました。

フリーで色んな図面が掛ける、めちゃくちゃ便利なサイトです。

関連と構造、違う角度で役割が被ってるんですね。

(書いてて知識の3次元構造って言葉が浮かびました。)

プログラム改良

現在は、XServerをレンタルしてPHP+MySQLでデータ入力をしてます。
(C++クライアントのWebServerもいい感じになってきてますが。)

ネットワーク型のデータベースが良いのですが、使えるものを知らないので、テーブルの要素を極限まで分解することで擬似的にネットワーク型のように動かしてます。(重い)

UIはJQueryでテーブルを選択できるようにして、ダブルクリックするとそのノードをメインに持ってきます。 入力フォームから要素を追加・削除します。

プログラムを改良し、〇〇は△△というデータを元に、○○を表示したときに応用チャンクとして△△を要素に表示するようにしました。

これがめちゃくちゃ良い結果でした。

連想するようなイメージが違和感なくずらっと出てくるようになりました。

忘れていた繋がりなんかを見ると、おー、と唸ってしまいます。

あれ、これはずっと目指してきた、“考える機械”では無いだろうか。

と少し錯覚してしまいました。

アイデアを生み出す機械、芸術を生み出す機械、全ての人が分かり会える世界。

まだまだ、先は長いです。

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